鼻炎対策ブログ(仮)


by touyokosennouta
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日本の中の「日本」

10月21日、22日の二日間で信州上高地の旅に出かけました。

宿は出発当日の早朝に予約すると言う、かなりあわただしい旅の始まりになってしまいましたが、自然を思いっきり満喫した良い旅でした。

一日目、宿のある乗鞍高原に到着。松本駅から松本電鉄で新島々駅に行き、そこからバスで約一時間。山の上のその場所は、考えていたよりも(というよりも何も考えてなかったのだが)ずっと涼しく、そして黄や赤に葉を染めた無数の木々たちが迎えてくれた。
そして夜には空気が澄んでいることを裏付けるような、満天の星。目が夜の暗さに慣れてくると、そこに浮かび上がるはなんと天の川。ため息が出るほど(ほんとに出た)きれいな星空でした。

二日目はバスで上高地に移動。朝九時半ごろ到着して、気温は7℃。かなり寒かった。
梓川という川沿いの道に沿って歩く。幸い、山の中ではあるけれど、上り下りといった高低差がほとんどなく、ほぼ平坦な道なので、ゆったりと景色を眺めながら歩くことが出来る。
そこに広がっているのは呆れるほどの紅葉と川底の様子がくっきりと浮かび上がる澄んだ水が注がれる川。近くの木々たち、そして遠くの山々が澄んだ水面に反射して、上下さかさまの世界が瞳に映し出される。そして鴨や猿、岩魚といった動物たち。

あぁ、これが日本なんだな、と思った。
日々の僕の生活圏にある、コンクリートで覆われた道、満員電車、ビルだらけの街、ネオンや看板の人工的な色など、カラフルなのにどこか殺風景な世界。でもそれは日本の国土のほんの数パーセントの場所に過ぎず、そうした場所をちょっと離れれば、そんな生活圏からは全く想像もできないような景色が広がっている。空気の味さえ変わってくる。
日本人は自然を畏れ敬い、西洋人は自然を支配した。『国家の品格』と言う本にたしかそんなことが書かれていたが、僕も色を変えた物言わぬ木々たちを見て、ある種の恐ろしさとともに、尊敬の念を抱くことが出来た。
誰かから支配されようとも、それでも生き続ける強さと、そして誰のためでもなくそこにあり続ける孤独と。
一個前の記事で、人生のモットーについて書いたが、僕の人生のモットーは「抗わず、従わず、生きたいように生きる」だなと最近勝手に決めたのだが、この旅で出会った自然たちはまさにそれを実践していた。何かあったら自然に帰って自分を見つめなおそう、そうしよう。

自分の中の「日本」、そして日本の中の「日本」再発見!この旅はまさにそんな旅だったと思う。

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by touyokosennouta | 2006-10-23 00:50 |